TOKYO IDOL FESTIVAL 雑感

TIF行って来ました。見たアイドルと、印象に残った(パフォーマンスの出来不出来というか、自分の体調、そして見た場所・時間の方が影響してそう)アクトについての一文。


4日

アッパーカットが聞きたかったので行ってみたらさすがにパフォーマンスが素晴らしい。体つきが鍛えられてるな〜って印象でとにかくパワフルでした。結局両日通じて一回しか見れなかったのだけれど彼女らはもっと見たかった・・・。カバー曲も良いしこれからも注目していきたいです。佐保明梨さん。

  • Cheeky Parade○

新曲が全部良い。ブロステップ調のイントロが面白かった(笑えた)。溝呂木世蘭ちゃん。

炎天下というロケーションも相まってとてもイイイキフン。MCが面白かった(小学生並みの感想)。朝日奈央さん。

曲数は少なかったけれど2ヶ月振りの彼女らがもうまるで生まれ変わったかのような素晴らしさを纏っていたのが野外の近距離でわかったので十分です。新衣装もめちゃくちゃかわいかったな。。全員大好きです。

後ろの方からだけど雰囲気と曲がさすがに素晴らしかった。好きになりかけた(次の日好きになる)。

曲が強烈に心に染みて良かった。

最初はTIFまで来てSKEなんて見ないでしょ笑と思ってたけどなんやかんやで結構前の方まで行けたので興奮しながら見てしまった。シングル曲連発の一見さん(俺)にもわかりやすいセットリストとアッパーなダンスが相まってやっぱり売れるのは理由があるなと思った次第。……というか一番楽しかったかもしれない、少なくとも大矢真那さんと僕で最高の夏を過ごしてしまった実感はある。

生バンド+夕暮れ+この4組ということで最高でした。全曲言うまでもなく、本当に比類なく素晴らしかったけど「眩暈」と「ベリシュビッッ」は特に。

これもロケーションが良い。夜の屋上とゴージャスなメンバー+衣装とイイ選曲で一日の締め前に最高でした。

ちょっと苦手なイキフン(とオタクが怖い)ので好きにはなれなかったんですがそれをぶち破る面白さがあったなと思いました。『Sabotage』とかカバー曲を「愛」という言葉を持ってきて中途半端に演じるのではなくそんなのかけらも見せずに自分たちの世界観に持ってくるところがクールでカッコイイ(褒めてます)。


5日

日本語ラップのプロパーとして色々思うことはあるのですがそういうの抜きにするとアイドルポップにヒップホップ的な縦のノリを導入してるのはやっぱり面白いと思います。でもラップって結局個にフォーカスする表現なんだから一体感という意味ではラストでやってたポップスサンプリングしてそのまま流してみんなで踊るっていうのが一番良かったような気がする。

Twinklestarsテクノポップ的に味付けしたような、超かわいい女の子の超かわいいアイドルポップ。文句の付け所が無いです。

  • Oh☆Campee
  • INK1・2・3ガールズ○

なんだこれ?アントニオ猪木のサポーターアイドル(うろ覚え)を自称する集団。なんだけど曲がヤバくて普通のアイドルポップスにアントニオ猪木の名言サンプリング(多分クリアランス降りてない)がもはやナードコア的アプローチなのではないか?というくらいにその構造と無関係に唐突に挿入されるという意味不明なもの。狂ってるというか狂いすぎてる。

アイドルポップスとメロコア/パンクの共通する魅力をガッツリ押し出しているというか。前に一回見た時より全然良くなってて驚いた。『例えばのモンスター』がメロコア感バリバリで最高。

若さの刹那感をバリバリに押し出しているグループだなとは思ってたけど『WONDERFUL JOURNEY』の万能感は最高に泣けた。本当に素晴らしい。

ラスト。夜に合うような曲をしっとりとしたパフォーマンスで素晴らしく披露。それにしても2ヶ月を経てグッと大人っぽくなったというか表現力が鍛えられていて今では、彼女らは望む何者にでもなれるのではないかと思わされました(マジ)。


去年みたいにどこで何やってるかわからない状態では無かったもののタイムテーブルがブチ壊れたり屋上に飲み物が見当たらなかったり相変わらず運営はちょっとなんとかしてくださいといった感じでしたが今年も最高の夏を送る事ができました。来年も(不幸な事にアイドルに飽きていなかったら)行きたいです。